法明寺の飛地境内(豊島区雑司が谷3丁目)にある堂。永禄4年(1561年)山村丹右衛門が現在の目白台のあたりで鬼子母神像を井戸から掘り出し、東陽坊に祀ったのが始まりとされる。天正6年(1578年)現在地に草堂が建立されたという。なお当所における正式な「鬼子母神」の表記は「鬼」の上の点がない字体である。
武芳稲荷大明神は、鬼子母神堂が建つ前からこの地に鎮座した社で、往時に「稲荷の森」と呼ばれたのはこの神社があったためという。
江戸時代天明元年(1781)創業という「上川口屋」は都内最古の駄菓子屋という。この日営業していなかったが、ここの「飴」は江戸時代の名物のひとつであったという。
2016年9月初訪
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